この本は完全版の前のものを読んだことがある。読んで実践してみたものの、その時の自分のスタイルや目的と合わなくて早々に挫折した。
今は、病気の治療にあたって医者に自分の状況を伝えるのがとても重要なので、日記のように体調や気持ちをノートにメモしている。その過程でこのノート術のことを思い出した。また読みたい、今なら電子版があるのではないかと探したらあったので、まずは電子で購入。紹介されているテクニックが今の自分に合いそうと思い、せっかくだからと紙も買った、お布施お布施。
久々に読んでみて
同じタイトルだったと記憶しているのだけど、完全版としただけあって前に読んだものとはだいぶ印象が違った。とは言え、基本的なことは変わっていなかった。記録した内容の使い方、取り出し方についての記述が強化されたように思った。
私は日付ラベル、区切り線、睡眠時間記録、時系列で並べる、この辺りをそっくりそのまま真似っこ。あと、
書くのが面倒という人ほど、「紙もの」を片っ端から貼ることを試してみてください。
ここは忠実に実行している。手元に来た紙ものは基本全部貼っている。貼るか貼らないかなんて考えない。記録だから。
あとは、「持っておきたい文房具」はとても参考になった。紹介されていた文房具（特にのりなど貼るための物）をいくつか買った。
ついでに、私のノートセット
私のノートセットは、市販の月間スケジュール帳と、コクヨのシステミック（メ-689B-D）に付いていたPPポケット、A6サイズのノートという構成。
スケジュール関係はGoogleカレンダーをメインで使っているけど、色んな場面でそれだけだと不便なことがあるので、自分に関係するスケジュールは紙に書いておくことにしている。俯瞰で一覧できることが自分に合っているというのもある。
PPポケットには、年末調整用の資料や、人に渡されたり自分で書いたメモ用紙を一時保管するのに使っている。でもメインの使用目的は紙類の一時保管場所ではなく、付せんやマスキングテープを貼り付けておくこと。少量を持ち運ぶのに便利。のりでベタ付いたらウェットティッシュで拭いてキレイに出来るのがいい。
A6ノートには色んなことをメモするようにしているけれど、1番多いのは自分の状態メモ。1ヶ月毎の診察日に合わせて見返して、お医者さんに伝えることや質問をまとめるのに役立っている。愚痴の吐き出し場所でもあるし、Twitterに呟く前に呟く場所だったり、仕事のメモ、会議の議事録用メモ、テレビ番組の感想、買い物リスト、やることリストなどなど、色んなことを書いているし、様々な紙ものを貼っている。
ノート自体はA6サイズで切り取り線の入っていないものなら何でも使っている。とりあえず家にあるA6ノートを消化中だけど、使いやすいのはやっぱりコクヨの大学ノートだなぁと思ったりする。紙の量がちょうど自分に合っているのだと思う。今は大体2〜2.5ヶ月毎にノートの代替わりがある感じ。
半年くらいは、システミック（ノ-659B-2）を使ってそれらをまとめて持ち歩いていた。しかし、帆布のポケットの折り返し部分がペンの抜き差しで解れてきてしまい、ペンが引っ掛かり使いにくくなってしまった。これを機に大好きな革のノートカバーにしてもいいんじゃない？と探して辿り着いたのが、何年か前にほぼ日手帳と共に購入した豚革カバー。シンプルな黒革が気に入っているものの、な〜んかしっくり来なくてタンスの肥やしだった。
ほぼ日手帳用なので厚みがあるから、私のノートセットをそのまま移動しても問題なし。見た目も悪くない。ただ、ほぼ日用カバーによくあるバタフライストッパーがないのでちょっと使い勝手が悪い。そのシンプルさが気に入っている訳だけれど、ノートの中身を他人に見られるのは困るし、鞄の中でパカパカ開かれるのも困る。背表紙の凹みはペン挿しだけど、ここが愛用しているPARKERのボールペンに合わない（頭が飛び出してしまう）。
市販の手帳バンド購入か、手芸用ゴムでも買ってトラベラーズノート的に背面に穴をあけてゴムを通すか、どうするかなぁと家の中を物色していたら、静電気防止ブレスレットが出てきた。ちょうどゴムが2本だし良いかも！と思い、少し改造して手帳バンドとした。
革に穴をあけなくて済んだし、ゴム部分にペンを引っ掛けるだけでペンが持ち歩け、簡単にペンを取り出せるのでストレスなし。ゴムを輪にするにあたって調節できる結び方にしたので、厚みの有無とかでキツくしたり弛めたりも多少出来る。ちょっと紙ものをバンドに挟んでおくことも出来るし、センスは残念かもだけど、私にしては上出来だと思っていて、気に入っている。
